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2013年10月 2日 (水)

「浄土真宗の法話案内」サイト

 Facebookで浄土真宗関係の僧侶や門信徒の方々のつながりができています。しかも本願寺派に限ってないところがおもしろいところです。その仲間たちが、直接会うこともなく、ネット上で相談し、ネット上で決定して、仏法のご縁をつくろうとする試みています。
 ひとつは「真宗合同布教大会」。とかくかみ合わない真宗各派の僧侶が、一堂に会して一人20分ずつの法話をするという企画です。正直、その法話の内容は玉石混交という感じをしないではありませんが、そのことを感じられる場ができたということは大きな意味があると思っています。

 もう一つ、「浄土真宗の法話案内」というWebサイト(http://shinshuhouwa.info/)ができつつあるということです。現時点でテスト運用がなされています。
 浄土真宗の十派の寺院を合わせると、2万ヶ寺以上あって、多くの寺で報恩講や永代経が勤まります。季節的には、春秋彼岸会や盂蘭盆会(歓喜会)も勤まります。それぞれの法要はお勤めのあとに、法話があります。それに加えて、毎月あるいは定期的に常例法座や、聖教や教学の勉強会も開催されています。それぞれのお寺の門信徒がお参り・参加の中心でしょうが、それ以外の人のお参り・参加も可能です。
 ところが、その広報は門信徒にはなされていても、それ以外の人が知ることはほとんどないのではないでしょうか。寺院の活動を広報するのは寺院住職の役割、僧侶の仕事のように思われているのではないでしょうか。実際、そのとおりですから、門信徒への広報さえもなかなか徹底できるものではありません。それをインターネットを利用して、僧族を問わず関心のある人すべての力を利用して広報しようとする試みです。

 これまでの宗派や各寺院の案内は、法要・行事が中心で、その一部として法話があるという広報の仕方でした。しかしこのサイトは「法話案内」であるというところに、大きな特徴があります。法話案内のデータベースとしての活用が大いに期待できます。この「浄土真宗の法話案内」サイトから、聴聞に行ける場所と時間を探せます。また、出講講師別にも検索可能です。

 家族の構成が大きく変化し、関係が壊れ、地域社会の紐帯が失われてゆくなかで、宗教的な伝統やしきたりも失われてゆきます。浄土真宗の門信徒が寺に参り、仏法聴聞するという伝統も希薄化しています。そこにカンフル剤のように登場した「浄土真宗の法話案内」サイト。このサイトに多くの人がアクセスされることを期待しています。同時に、このサイトに多くの人が訪れ、その内容が充実するほどに、布教使(師)の役割の大きさを痛感されるでしょう。

※ 現在はテスト運用中ですが、10月半ばには
正式運用が計画されています。多くの方が
利用されることを期待しています。

浄土真宗の法話案内サイト
http://shinshuhouwa.info/

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コメント

せんせい、いつもおせわになっています。
この法話案内を見て10/4に真宗学寮へ祖父江佳乃先生の法話へお参りしてきました。高座に上がって高い声で歌うように 節談説法と言んですか
初めてでしたので聞き惚れてしまいました。
法話の感想ですか? 残念ながら覚えてなくて。
祖父江先生もこんな聞き方をされたんじゃぁがっかりされるでしょうね。
すみません
また法話案内を見て、いろいろなところで聞かせてもらえると思うとうれ
しいです。

投稿: ばば | 2013年10月10日 (木) 10時11分

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